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小美玉市からの回答

 

12月15日に小美玉市から要望書に対する回答がありましたのでご紹介させていただきます

       

「子どもの甲状腺検査を求める要望書」について(回答)

 

 この度文書にてご意見及びご依頼のありました「子どもの甲状腺検査を求める
要望書」に
つきまして回答いたします。

 まず回答に先立ち、放射性物質及び放射線の健康影響への対応につきまして、
経過、現状
をご説明いたします。

 大震災から1年9ヶ月が経過しようとしていますが、原子力発電所の事故を原因
として発
生した放射性物質による汚染によって、今なお、多<の方々は不便な避難
生活、不安な日常
生活を強いられています。

 本来、原子力事業の責任は国にあり、国の責任において事故後の対応も行うべき
ところ、
未だに健康影響被害の対策に関する具体的な基準等が示されておらず、
また低線量被ば<
に対する科学的な知見がないことが課題としてございます。
このため各自治体独自に対応
をすることとなり、不公平感や不安を増幅させ、対応
をさらに複雑にする結果になってしま
っているところにあります。

 この点に関して茨城県においては「原発事故後の健康被害に対する問題は茨城県
だけの問
題ではなく、他県を含む広域的な問題である」として、国が責任をもって
決定すべき問題で
あることを訴え、事故当初から国に対して、一定の基準及びその
根拠を示し、健康調査を含
め具体的対策を講じるよう要請しているところで
あります。

 本市におきましては、昨年の12月定例議会におきまして「小美玉市放射線対策
に関する
請願書」及び「小美玉市の子どもへの安全対策に関する陳情書」が採択さ
れた事を重<受け
止め、国及び県等から提供された資料や、福島県における県民
健康管理調査の結果や県内市
町村の動向を踏まえながら、積極的な情報収集に努め
ているところであり、市役所内部の各
部局との連携を強化しながら、市民に対して
「なにが最善か」を念頭において健康影響に対
する対策を検討しているところで
あります。

 

 続きまして、各要望事項に対して回答いたします。

要望1

 当時18歳以下の子ども達、妊婦及びその生まれた子で検診を希望する者を対象
に早期
発見、早期治療のためにも長期にわたり毎年1回の、甲状腺専門医による
甲状腺エコー検査、
血液検査の実施を是非お願い致します。また、診断結果につき
ましては、保護者にきちんと
報告し、異常が認められた子ども達に対しては、二次
検査を実施するなどの体制を整備して
ください。尚、検出限界値が高く、y線のみ
しか測れない、ホールボディカウンターによる
単独の検査は絶対に避けるよう
お願いします。

回答1

 甲状腺検査への対応としましては、放射線対策統括室と健康増進課保健師などを
構成メン
バーとする検討チームを11/30に立ち上げたところであり、検討チームの
意見としては「低
線量被ばくの健康影響の検証として疫学的調査は必要であると考
えるが、調査のための統一
的な基準や方針などについて、県より国に要望している
状況であるため、現時点では、その
状況の推移を見守りながら検討する」でありま
す。

このように、多角的な情報を積極的に収集しながら、国及び県等との連携を強化し
ながら、
科学的・合理的な理由に基づく「市民を守るため」の検討を進めてまいり
たいと考えており
ます。


要望2

 茨城県を「原発事故子ども・被災者支援法」の対象地域に指定するよう県と国に
対して強
く要望してください。

 原発事故子ども・被災者支援法」の対象地域に指定された場合は、関係自治体と
協力し、
長期に渡る継続的な健康診断等の必要な施策が十分に行われるよう積極的
に取り組んでくだ
さい。また、福島第一原発事故による放射能漏れがどれだけの
健康被害をもたらすのかを正
確に知るため、当時の放射比物質の飛散量などの情報
をできるだけ詳細に収集し今後の対策
に生かして下さい。

回答2

 現在、国に対して県では「支圈去に基づく対策についても、早急になされるよう
引き続き
要望している」状況であり、また、国において行われている支圈去の基本
方針の検討を含め
た動向を注視しながら、支圈去の対象地域に指定された場合には
関係機関との協働のもと
に法に基づ<施策に積極的に取り組んでまいります。

要望3

 行政と、医療、市民、各専門家などが協力した体制づくりを要望します。

 甲状腺検査々被曝に関する相談に応じてくれる医療機関はきわめて少なく、放射
能を心配
する人たちの多くが孤立しています。継続的な諮秉調査を望む人たちに対
する長期的な支援
体制、ネットワークを作っていくことは、健康障害を早期に発見
し、継続的に支援しあうた
めの必須条件です。検査をする医療関係者、保健センタ
ー等の行政機関、子ども達を放射能
汚染から守りたいと願う保護者、自分達の住む
まちを自分達の力で良くしようとする地域住
民の力を大いに活用し、市民の健康な
暮らしの実現に向けて、行政と市民の協働の元に取り
組んでいくことを強く要望
します。

回答3

現在,支揚去の基本方針が国において検討中であり,今後の健康調査等に対する
必要性に
応じて,その内容を確認しながら積極的に検討します。 

  


 
【要望書を提出された方の感想】

福島第一原発事故からもう3年目が見えてきており、わずか1年の経過で福島において認められた甲状腺検査の結果を考えると、茨城県下における調査は待ったなしの状態になってきていると思っています。
小美玉市の要望書に対する回答は、「県や国の方針に従うとともに他地域の自治体の動きに合わせる」といった内容でした。
「自治体が横並びを意識する」という所は、今回の一斉提出の効果を期待する点に合致しています。
県内の多くの住民が、健康調査を希望している現状を知ってもらうだけでも、大きな意味があったのではないかと思っています。
小美玉市は、放射線対策室の室長を務めている方が、対策について
よく理解し、関係各所に訴えかけを行ってくださっているのですが、
他部署の理解や協力を得ることに難渋をしている状態です。
多くの地域で、健康調査の動きが出る事で横並びの意識が自治体を動かし、県を動かしてくれる事に期待をしています。
今回はこのような機会を与えて頂きありがとうございました。

小美玉市の子供を放射線から守る会


 


 要望書提出有難うございました。
どこの市も同じような事を言うものだなあとしみじみ思ってしまいました。
「横並びの意識が自治体を動かす」力になって欲しいですね。
皆で根気強く働きかけを続けていけば大きな力になるのではと期待しています。
今後ともよろしくお願いいたします。

 


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